AIエンジニアリング デジタルマーケティング導入支援

🎨ChatGPTのジブリ風AI画像の裏に潜む“もののけ”問題 それ、ほんまに大丈夫なん?


AdobeFireFlyで「ジブリ風の画像」をお願いした結果

ジブリ風ブーム、ちょっと待った!

最近、X(旧Twitter)やInstagramを開くと、
ChatGPTで作った「ジブリ風の自分」とか「ジブリ風の風景」って画像がタイムラインを賑わせてる。

なんか、ほっこりしてて、淡くて、ノスタルジックで、「うわ、これトトr…いや、ジブリやん!」ってなるヤツ。
しかも、「AIで簡単に作れる」っていうもんやから、みんな老若男女こぞって投稿してるわけやけど…

ちょっと待ってぇぇぇ!!!

それ、著作権的にどうなん!?って、ワタクシ、AIオタクの血が騒ぎましてん。


AIはジブリを学習してるのか問題

AIって、そもそも何を元に絵を描いてるのか?
これ、「学習データ」っていうやつがめっちゃ重要なんよ。

OpenAI(ChatGPTとか作ってるとこ)って、
インターネット上の公開データをがっつりスクレイピングしてモデルを育ててる。

で、「ジブリ風」がめちゃくちゃ忠実に再現できてしまうってことは…
いや、これジブリ作品を学習してもうたんちゃうん?って疑惑が浮上してくるわけですよ。

OpenAIは「スタジオのスタイルの模倣はOK。でも生存してる個人アーティストのスタイルはNG」と言ってるけど、
それって…どこまでセーフでどこからアウトなん?って感じやん。


「ジブリ風」はどこまで許されるのか?

実際、「ジブリ風」って言うと、具体的なキャラとか背景の質感とか、色合いとか…
ジブリっぽいエッセンスがぎゅうぎゅうに詰まってるわけ。

でも、法的にはこのへんがめっちゃグレーで。

  • 著作権法的には、「学習に使うこと」が違法かどうか、まだ確定してへん。
  • AIが“ジブリ風”を生成できるってことは、何らかの類似スタイルが含まれてた可能性がある。
  • Redditでは「AI画像とジブリ作品を比較して影響を探るべき」って議論も起きてる。

ジブリ側(スタジオジブリ)はまだ表立って何も言ってないけど、
ディズニーとかがこういうのにめっちゃ厳しいのは有名やん?
もし将来的にジブリも動き出したら、「それ、アウトです〜!」ってことになるかもよ?


それってジブリがナメられてるってことなん?

ところで、ひとつ疑問があるんやけど、
なんでAIで生成される「アニメ風画像」って、ジブリ風ばっかりなん?

「ディズニー風のプリンセスAI」とか、あんま見かけへんやん?

そもそもサムアルトマンがジブリ風の画像を上げてからブームが始まった気がするねん。

で、ここからちょっと深掘りして考察してみたら、これがまたドス黒い裏がチラ見えしてくるわけですよ…。


考察①:ディズニーは訴訟マシーンすぎる問題

まずシンプルにこれ。

ディズニーは著作権に関して、ガチ中のガチ
ミッキーの使用期限が切れそうになったら、法律をねじ曲げてでも守るんですわ(ほんまにやった)。

OpenAIもさすがに「ディズニー風プリンセス生成します!」なんてことを全面に出したら、
秒速で訴えられるって分かってる。だから避けてる説、あると思いません?


考察②:「アメリカン・ファースト」的な裏事情?

もうひとつ考えられるのが、トランプ時代の影響を色濃く残す“アメリカンファースト”的発想

ディズニー=アメリカの象徴。
つまり「自国カルチャーは守るけど、他国(ジブリとか)はまぁええやろ」的な雑な扱いが、
無意識にでも根底にあるんちゃう?っていう疑惑。

文化的リスペクトより、利益と回避リスク優先で、
「ジブリ?日本?…まぁ怒らへんやろ?」くらいに思ってるとしたら、ちょっとムカつくよな?


考察③:ジブリは怒らなそうって思われてる説(←これが一番ナメられてる)

そして最悪のパターンがコレ。

「ジブリは怒らへん」って思われてる説。

宮崎駿監督の「自然と共に」とか「子どもたちのために」っていう優しい理念が、
「寛容なスタジオ」ってイメージにつながって、
結果「AIにパクられても黙ってるでしょ?」ってナメられてる可能性。

それ、いちファンとしては許されへんで…。


かわいいだけじゃ済まされへん世界へ

もちろん、AIでジブリ風画像を楽しむのは自由やし、自己表現の一つやと思う。
けど、それが商用利用されたり、無断転載されたり、
「AIが作ったからセーフでしょ!」って感覚で使われてしまうと…

それ、“無自覚な侵害”になってしまう可能性があるんよね。

ましてや、ジブリ作品は宮崎駿監督の魂がこもった一枚一枚。
AIが似たようなものを量産して、それを軽く扱ってしまうって、ファンとしても…悲しいやん?


じゃあ、どうすればいいの?

というわけで、あなたにできる3つのアクションを用意しました👇


✅ ① 出典・クレジットを明記する

AI画像をSNSにアップするときは、
「AIで作成したこと」や「元のスタイルが何を参考にしているのか」を明記しておこう。

例:「ChatGPTで“ジブリ風”として生成された画像です」


✅ ② 商用利用は要注意!むやみに販売・公開しない

「ジブリ風」は特に“濃いファン”が多いから、
ちょっとでも怪しいと炎上の火種になることも…。

著作権の観点で一度立ち止まる勇気、大事。


✅ ③ 「AIが何を学習しているのか」にもっと関心を持つ

自分がアーティストやクリエイターだったら…?
無断で“それっぽい作品”を量産されたら、どう思う?

使う側も、つくる側も、リスペクトを。


💬 あなたはどう思う?「ジブリ風AI」、その境界線

あなたは、AIの“ジブリ風画像”、どう思いますか?

ちなみにFireFlyなどの画像生成AIでは、著作権に考慮してジブリ風などの画像は作ることが出来ないようにブロックされています(このブログの画像を参照)


このブログを読んで感じたことや意見、ぜひコメントで聞かせてください👇

SNSとかでシェアして、周りの人にもこの“もののけ問題”、一緒に考えてもらえたら嬉しいです!

-AIエンジニアリング, デジタルマーケティング導入支援