〜「AIで稼げる職業」全9ジャンルを本気で検証してみた〜

「AIで副業できる」って聞いたから、やってみたら地獄だった話
最近めっちゃ聞くやん、「AIで副業できる!」「初心者でも月収10万円!」って。
TwitterでもYouTubeでも、広告でも講座でも、とにかくAI・AI・AI!
そんなん見たら、そりゃあ興味持つやん。
「ほなやってみるか」ってノリで、実際にいろいろ手ぇ出してみたんよ。
その結果――
うまい棒以下の時給、ビックリマンチョコ以下の利益、情報商材臭MAXの現場、オンパレードやった。
でもその体験こそがめっちゃ学びになったから、今回は
「AIで副業できるって言われてる9ジャンル」を、実際に検証してみたブログを書きます!
AIで副業できるって、具体的にどんなの?
ネットやSNSでよく見かけるのはこのへん👇
- ライティング(ブログ記事・電子書籍執筆)
- Webマーケティング(市場分析・SNS運用)
- 電子書籍販売
- 漫画制作・販売
- LINEスタンプ制作
- ロゴデザイン
- 文字起こしサービス
- 動画編集・字幕作成
- AI画像生成によるアート販売
どれもAIを活用すれば“ラクにできそう”に見えるんやけど、
現実はそう甘くなかったで、ほんまに。
ライティング(ブログ記事・電子書籍執筆)
AIで記事書いて、クラウドワークスに応募。
「AI使用OK!」って案件を見つけてテンション上がったけど…
- 1記事3000文字で単価500〜800円
- 「AIっぽい文章なので修正してください」の嵐
- 結局、修正・調査・推敲で1日まるまるかかる
時給換算:約230円。うまい棒4本分。
電子書籍もChatGPTで1冊作ってKindleに出したけど、レビュー1件「ロボットが書いたみたい」。ハイ正解。
Webマーケティング(市場分析・SNS運用)
「AIにSNS戦略任せたらバズるんちゃう?」とChatGPTに投稿案や分析をお願い。
- 投稿内容がフワッとしすぎて誰にも刺さらん
- ターゲット設定やブランド理解が曖昧やと迷子になる
- フォロワー数:3人(うち1人は自分)
AIはアドバイスはしてくれるけど、“判断と戦略”は自分でせなアカン。
結局、“使い手のマーケ脳”がすべて。
電子書籍販売
ChatGPTでタイトル案・構成・本文まで全部出してもらって、Kindle出版に挑戦!
結果:
- 出版までは確かにカンタン
- でも「どんな本を書けば売れるか?」は自分でリサーチ必要
- 売れたのは3冊(買ったのは友達)
“AIが書いた”ことより、“誰が書いたか”の方が大事。
読者は「人間の経験・ストーリー」に共感するねん。
漫画制作・販売
「AIで漫画が作れる時代!」と聞いて、AI画像でキャラ作って漫画風にしてみた。
- コマ割りできない
- ストーリーに一貫性なし
- セリフはギャグか哲学かどっちか極端
AIに頼ると“オチのない漫画”が爆誕。
完成品をBOOTHに出したけど、買った人はたぶんネタ枠やと思う。
LINEスタンプ制作
Midjourneyでキャラを生成し、LINEスタンプ化に挑戦。
- 審査通るまでが結構細かい
- キャラのセリフは全部自分で考えなあかん
- 販売後、売上0円(そもそも宣伝してない)
結局売れるのは、“センス”と“発信力”がある人だけ。
AIは素材はくれるけど、売ってはくれん。
ロゴデザイン
Midjourneyでそれっぽいロゴ生成 → ココナラで出品してみた。
- ロゴっぽい見た目はできる
- でもブランドの意味・背景を反映させるのが無理
- 修正指示に対応できず撃沈
クライアントワークは“コミュ力×デザイン力×共感力”が命。
AI単体じゃ完結せんのよ。
文字起こしサービス
WhisperやGoogle音声認識など、精度高いAIで挑戦。
- 音質がいい音声なら爆速で文字起こしOK
- 会議音声や業界用語が混じると誤変換多め
- 最後は人力での見直し&修正が必要
「8割AI、2割人力」やけど、その2割が鬼キツい。
しかも単価が低めで、割に合わないことも多い。
動画編集・字幕作成
自動字幕&AIカットツールでYouTubeショート動画を量産してみた。
- 編集は確かに早くてラク
- でも構成と見せ方が致命的に弱い
- 再生数:0〜3回(自分が見た分)
動画は“アイデア”と“人間らしさ”が命。
AI編集だけでは伸びない。
AI画像生成によるアート販売
Midjourneyで神がかったイラストを生成して、SUZURIでシールにして売ってみた。
- デザインセンスなし
- 売上1個、利益150円
- 作成&告知で2時間 → 時給75円
ここで名言誕生:「あれ、ビックリマンチョコのシールの方が高級やん…」
何も分からんままAIに頼ると、
“手の込んだ失敗”が量産されるだけ。
結論:AIは道具。自分のスキルなしでは“ただの箱”
今回やって思ったのは、
「AIで稼げる!」って言葉、ほんまに“都合よく切り取られてる”ってこと。
AIは確かに便利。可能性も無限大。
でもそれは、自分に“経験・アイディア・スキル”がある場合に限る。
AIは補助輪や。
自転車の乗り方も分からん人が補助輪つけても、前には進めへん。
逆に言うと、
文章力・デザイン・戦略思考・発信力――それがある人には、AIは最強の武器になる。
- アイデアを形にしてくれる
- 作業スピードを爆速にしてくれる
- 自分じゃ届かない部分を補完してくれる
つまり、
“自分を実現するためのAI”か、“AIに使われるだけの自分”か。
どっちに生きるかは、あんた次第や。
最後に:あなたはAIを“使う側”?それとも“使われる側”?
副業で悩んでる人、AIに興味がある人、
「自分にもできるかも」って思ってた人へ。
その気持ちは大事。でも、
まずは“自分の武器”を磨いてから。
それがないと、AIはただの箱やで。
でももし、あなたの中に
「伝えたいこと」「作りたいもの」「届けたい価値」があるなら、
AIはきっと、それを爆速でカタチにしてくれる最強の相棒になる。
同じように副業チャレンジして撃沈した人、
AIとの付き合い方に悩んでる人、
ぜひあなたのエピソードも聞かせて!